日産自動車は、2010年8月に生産を中止した高級乗用車「シーマ」を、2012年春にハイブリッド専用車として復活させる方針を明らかにしました。
初代シーマは1988年に販売され、当時としては高額な400万円を超える価格にもかかわらず、年間3万6000台を販売し「シーマ現象」等と呼ばれ、高級国産車の代名詞ともなりました。
しかし、世代を重ねるごとに人気は無くなり、生産中止に追い込まれました。
新たなシーマは、高級セダン「フーガハイブリッド」をベースに、全長や室内などを広げ、外観や内装の高級感を高めたモデルで、1リットルあたり10km台後半の燃費性能で、トヨタのレクサスブランドや輸入高級車などに対抗しています。
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